2021年は自分と向き合い、心から実現したいことに取り組んで駆け抜けた、人生のターニングポイントとなりました。

そんな日々を過ごしていましたので、実家の母に会いにいくこともままなりませんでしたが、先日、なんとなく電話口の声に元気がなかったことが気になって、急遽、夕刻に電車に飛び乗りました。
久し振りに見た母の髪は肩よりも長くなって、洗髪するのが大変だったのだろうなぁ~とつくづく感じました。

少し疲れていた母に、BIGBOSSのYouTubeを見てもらったり、笑わせたりしながら説得して、洗髪とカットをしました。素人なので、おくれ毛のカットに時間がかかりましたが、少しずつ修正しながらなんとか上品に仕上がったと思います。
母も「頑張って良かった、楽になった」と笑顔を見せてくれました。

気がつけば22時近くなっていましたが、明日もコーチングセッションがあるので、自宅に戻らなければならない私に「ここから都内までタクシーで帰りなさい」とお金を出してくれるのです。
何度もいらないよ。自分で出せるから。と、返すのですが、実家に帰ってからずっと動いている私を心配して、いいからこれで帰りなさいと、タクシーを呼んでくれました。

あぁ、私が何歳になっても、こうしていつも心配してくれるんだなぁとありがたいなぁ。と心が温かくなりました。そして、母は生きていてくれること、それだけで感謝なのだと改めて感じましたし、当り前のことなんて何一つなく、今こうして目の前の母と会話できることの大切さや幸せを味わった時間でした。

お母さん、生きていてくれて本当にありがとうございます。
私の人生の第二章はスタートしたばかりですが、これからが親孝行の本番ですので、もう少し待っていてください!
そして、ずっと長生きしてください!

そして、そして、いつも母の傍にいてくれる義姉や兄にも心から感謝をしています。

2021年11月26日
安達 由紀代