コーチングセッションの時間は、クライアントさんにとって完全に安心安全な場です。
クライアントさんは、それぞれいろんな人生を生きていくために、家族を守るために、と歩き続ける過程で、幾つもの鎧を身に着けていらっしゃいます。
その鎧は、大方、正直な心を身体の奥底に隠すためのものだと思います。
そして、クライアントさんとコーチが、意図的な協働関係や信頼を築き、セッションを進めていく中で、1つ、2つと重たい鎧を外されると、誰にも、何にも囚われない正直なクライアントさんの思いや願いが表れます。
そんなクライアントさんを拝見していますと、自分に正直になるということは、自分を認められることにも繋がっていると感じます。
こうして、少しずつ、正直な自分に気づくと、人生がシンプルになり、本当に大事にするものはそんなにないのかもしれません。とおっしゃる方がいらっしゃいました。
そして、本当に大事にしたいことは、「自己信頼」だと思うのです。
それは、完全に自分を信頼することで、依存をなくし、調和をもたらすのだと感じます。
このように、コーチングセッションを続けていく中で、クライアントさんから沢山の気づきをいただけますことに、日々、感謝をしております。
2021年12月9日
安達 由紀代
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