本日、無事に母の一周忌法要を終えることができました。

先日は久し振りの投稿にも拘らず、お読みいただいて有難うございました。
皆さんからのあたたかいエネルギーをいただいて、私の中に残っていました「悲しみ」や「心の鎧」が溶けていきました。
心からお礼を申し上げます。

今日は母が大切にしていた写真のシェアをさせていただければと思います。

2018年に死去した父がいつも肌身離さず大切に持ち歩いていた家族の写真があります。
昔の小さいサイズの白黒写真なので、父の顔さえ見えないくらいボロボロになっていました。

別日に自宅付近のカフェでお茶をしていた時、お店の方がさり気なくジブリの映画を手掛けた方を紹介してくれました。
その際に父の大切にしていた写真の話をしたところ、「再生できますよ」と満面の笑顔で答えてくれました。

それまで、複数の写真屋さんに再生を依頼してみたのですが、悉く断られていましたので、本当に嬉しく、藁にも縋る思いで、直ぐに写真をお渡ししました。

直ぐに再生していただいた写真を拝見して感涙しました。
今の映画の技術は凄いのですね。

このようなご縁に出会えたことにも感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そして、再生した写真の父と母は、毎日、優しい顔で私を見守ってくれています。

2023年8月5日
安達由紀代