今日はconpassさん主催の#07 Guide to Work From Anywhere『WFA環境の整え方』を事前エントリーして視聴しました。
(参考:#07 Guide to Work From Anywhere『WFA環境の整え方』 | PROGRAM|BIT VALLEY 2021 | ビットバレー2021 (bit-valley.jp)

オフィスワークからリモートワークへと働き方が変化しつつあるなかで、文字通りWFA環境の整え方について、複数のスピーカーがそれぞれの角度からその取り組みなどについて説明しています。
なかでも、Googleに勤務されている水谷さんからの以下のお話がとても印象的でした。

イノベーションが生まれる職場の3つの要素は

 ① 人        マインドセット、スキルセット
 ② 組織、制度    公平な評価、様々な支援
 ③ 施設、ツール   コラボレーション、効率化

の三つで構成されています。

従来型の縦積み型ではなく、それぞれが円で交わることで、相互的に作用して、ここに、リーダーのコミュニケーションとしての役割を求められます。
人の考えなどを始めから否定や批判するのではなく、好奇心で傾聴して、愛あるフィードバックをすることで、生産的で建設的な場を作る。

フィードバックは、それいいね、こういう場合はどうなるの?と質問をすることで、相手の気づきに繋がる。そして、1.相手の自己評価、2.自分の評価の2×2フィードバックをすれば、相手が受け取りやすい伸びしろとして伝えることができる。
こうした心理的安全性の場が作られることで、個々のクリエイティブさが発揮できるのですね。
このほか、水谷氏はコーチングが人の潜在能力を引き出して、企業で活かせることの有効性を話していました。

ここではほんの一部を簡略的にご説明しましたが、Googleが成長する理由の一端を垣間見た。そんな学びの時間でした。

日本の多くの企業さんがGoogleのようなコミュニケーションや心理的安全性の構築を必要とされる時には、その手法の一つとして、コーチングを活用していただけるために、日々学び続けることが大事だと感じました。

最後に水谷氏から紹介していただいたエリック•バーンの名言をお伝えします!

エリック・バーン(カナダの精神科医 心理学者)

他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる。今、この時を認識すれば良い。過去や未来を生きる必要はない。

(参考:エリック・バーン – Wikipedia

これは、コーチングや統合でもお伝えしていることなのですが、悩みなどから抜け出す切っ掛けをも作り出す『真理』だと再認識しました。

2021年11月24日
安達 由紀代