コーチングセッションの内容はお話しできないのですが、テーマやセッションから見えた深い部分の悩みや課題が同じであったことから、書き残したいと思いました。
企業に勤務、個人事業主、会社を退職して次の就職先を模索中などの別を問わず、
「これから進む道を独りで考えても同じ道をぐるぐる歩いて答えがみつからない」
「今まで生きてきた常識や感情に囚われる。または囚われていることすら気付いていない」
などです。
その根底には、自分で自分を認めていない(表面的には認めているように見えても深いところでそれに気づかない)、自分に自信がないことに要因があるのだと感じます。更には一般的な常識に合わせようと生きていくことで、本来の自分が望む生き方さえ見えなくなっていく。これらは、自分の中の「無価値観」なのだと思うのです。
そして、根底にある悩みを独りで抱えることが多くなるこれからの時代には、これまで以上にコーチングが必要とされていくのだと感じました。
コーチングではクライアントさんとコーチがどちらかに頼るのではなく、お互いがコミットするコーチングの関係や意図的な協働関係が大事な鍵になりますから、コーチは本気でクライアントさんの願いや根底に隠した感情を受け止める覚悟と受容が不可欠になります。それにはこれまで以上に自己管理に留意することが必要だと思いました。
私は自己管理の1つに、セッション前に「気」を整えて、「自分をクリアリング」します。
何故なら…
コーチが「澄んだ鏡」でなければ、鏡に映るクライアントさんは「曇ったまま」になってしまいますから…。
さあ、今日もコーチングセッションがクライアントさんの最善な時間となるように気を整えます!
2021年11月21日
安達 由紀代
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